ラクロス -90ページ目

ラクロスの語源

今日はクリスマスイブということも有るので、宣教師ネタ繋がりで「ラクロスの語源」について。関係者の方々には周知のコトですが、一般の方々には良く質問されることなので、この機に記しておこうと思います。

「ラクロス」は「Lacrosse」と英語表記されますが、元々はフランス語でカトリックの司教が儀式で使っていた「笏杖(しゃくじょう)」=「la crosse」に由来します。ラクロスの発祥は北米インディアン。部族間の格闘技で「バガタウェイ」と称されたものを、1636年にイエズス会宣教師のジャン・ドゥ・ブレブフが現在のオンタリオ州でヒューロン族がこの試合をしているのに遭遇、選手が(というか闘士が)使用していたスティックから「la crosse」と命名(勝手にですけどね~)して報告書に記載したのが語源です。

発見したのが宣教師で良かった。「バガタウェイ」のままだったら、ちょっと引いてたね、、、勧誘で「バガタウェイやりませんか??」(笑)。  

明日はクリスマスイブ

「休暇取りたかったな、、、、」と思っている社会人もかなり多いですよね~。まぁこの忙しさでは、普段もなかなか休暇は取れないね(笑)。一応妻が居りますもので、明晩は久々にフレンチ!!でメモリアルしちゃいます☆妻はラクロッサーではありません。毎週末、家庭をほったらかして練習や試合に出かける夫に良く理解を示してくれたものです。感謝感謝。未婚のラクロッサーの方々、結婚してもラクロスを続けたいなら、よくよく説明が必要ですよ!マイナースポーツでは特に、「何で夢中になっているのか」一般の人には理解されないですからね(^^)。。

パワーポジション

最近、地元のユース練習で指導がなされている「パワーポジション」。要は男子のディフェンスと同じポジショニング。ATに正対してクロスを中央に構え、左右の動きに対応する「止めるディフェンス」。流すディフェンス重視の女子ラクロスには新しいトレンドでしょう。これは多分普及するでしょうから、先にパワポジを取るDFへの対策を(^^)。「突っ込め」。正対DFを取る相手には、そのDFに向かって突進するのが最も得策だと思います。正対のポジションを取っているだけに、正面から向かってこられる(顔が近づくまで至近に)と、どうしても足が止まります。ATはまず相手DFの「足を止める」事で、ダッジの動作で抜く事を容易にするのです。

【戦術編】三つの三角

「三つの三角」という、女子ラクロスの戦術があります。

*******1H********G**********2H*********


LAW**************3H*****************RAW


*******LDW******************RDW********

 
--------RESTRAINING LINE----------------------------

******************C********************

上記の、①1H-3H-LAW②2H-3H-RAW③3H-LDW-RDWをそれぞれ結んでみて下さい。「三つの三角」が出来上がりますよね?これ、遅攻のセットオフェンス基本形の一つです。誰がボールマンになっても、最低2通り以上のパスルートを確保する陣形です。また、カットを切る際には、例えばLDWが中央にカットを切るとすると、3HがRDWの位置に、RDWがLDWの位置に移動する事で、連続した組織オフェンスが可能となります。ゾーンDFに苦戦しているチームのみなさん、お試しになってみてはいかが?(^^)

親指グラボ

かなり忘れ去られているこの言葉。コーチを担当したチームでも誰も知りませんでした。昔は「片手グラボなんてスーパースターのみ許されたもの」だったのですが、今では初心者でも頻繁に見掛けますね。自然体が奨励されているのでしょうか?腰への負担は軽くなりますけどね(笑)!

「グラボは親指で取る」。理論としても今でも正しいと思うのですけどね。ヘッドネックにハンドルトップ側の手の親指を置いて、エンド側の手の握りをちゃんとエンドキャップ付近に置いてグラボの姿勢に入れば、理想的な体制すなわち、

①身体全体で沈み込んで
②スクープ角度を小さく
③ボールと目線を接近させて
④スクープ直後にそのままクロスを顔に近づける

というグラボが出来るのですけどねーーーー。忘れられた、初歩の初歩でした。